UVSOR施設の概要 Introduction

分子科学研究所は、分子や分子が集まってできる物質(分子集合体)の構造と機能を調べることにより、新機能物質合成、科学反応設計、光エネルギー・化学エネルギーの利用、分子生命体などの研究を行っています。極端紫外光実験施設すなわちUVSOR(“ゆーぶいそーる”と読みます)は、シンクロトロン放射光と呼ばれる強力な光を発生させる大型実験施設で、分子科学の研究に用いられております。UVSORは1983年から稼働しており、所内はもとより国内外の研究者にも開かれ、数々の成果が上げられてきました。2003年に更に性能を向上させるために大規模な改造が行われました。今後も最先端の研究が進められることが期待されています。

ほぼ光速で直進する電子が、磁界などによりその進行方向を変えられた際に発生する電磁波をシンクロトロン放射光と呼びます。この光は、赤外・可視から極端紫外・X線までの連続した波長をもち、明るく安定な光です。また、指向性、偏光性、パルス性、清浄性といった数々の優れた特徴も合わせ持っています。このような特徴のために、シンクロトロン放射光は赤外線からX線までの光を利用する多くの研究者にとって貴重な光源となっています。 UVSORからの放射光の輝度スペクトル
シンクロトロン放射光発生の模式図

図中の写真は、偏光電磁石からの放射光をのぞき窓を通して出射部直下で撮影したものであり、放射光の可視光領域の光が見えている。


シンクロトロン放射光源
自由電子レーザー
UVSORでのシンクロトロン放射光を利用した実験
UVSORの最近の研究成果
UVSORが世界に誇る最先端の実験装置
共同研究
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