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研究会情報

  平成27年度
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      分子科学研究所研究会&放射光学会第8回若手研究会
      ” 軟X線イメージングの描く未来 ”
      https://sites.google.com/site/softxrayimaging/home
      日時: 2015/9/7(月)13:30- 9/8(火)
      場所: 分子科学研究所 明大寺キャンパス
            〒444-8585 愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38番地
            研究会会場:研究棟会議室201号室

            ポスター会場および研究交流会
            日時:9/7 午後6時〜
            交流会費:一般5,000円、学生2,000円(予定)
            場所:職員会館2階
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      主催:日本放射光学会
      共催:分子科学研究所
      協賛:日本光学会、日本分析化学会、X線結像光学研究会
      世話人:大東 琢治(分子科学研究所)、豊田 光紀(東北大学)、原田 哲男(兵庫県立大学)
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【概要】
    波長1-30nm (50~1500 eV)の軟X線を用いたイメージングでは、短波長性による高い空間分解能に加えて、珪素・炭素・窒素などの軽元素の内殻吸収端による元素コントラストを利用できる。このため、軟X線イメージングは、生体や高分子ポリマーなど、軽元素ナノ構造体を可視化する新手法として大いに期待できる。一方で、軟X線領域では、明るい光学素子や光源等の要素技術が開発の途上であったため、議論は個々の技術開発の各論に集中していた。このため、イメージング技術で先行する硬X線域と比較して、軟X線イメージング全体を俯瞰して論じる機会は、これまで極めて少なかった。
    進歩が緩やかであった軟X線イメージングの世界は、微細加工技術やPCの計算能力の急増を背景とする要素技術の進歩と、先進的なユーザーによる先駆的応用により、ここ数年、非連続的な進歩・展開を見せている。例えば2次電池用の高分子材料を対象とした顕微分析による応用研究などは、近年、急速にユーザーを増やしつつある主題である。このような、ユーザー側から積極的な要求が高まりつつある現在こそ、これまでに為し得なかった、要素・装置開発者とユーザーが同平面上で軟X線イメージング技術を議論し、コミュニティを形成する好機と考えられる。そこで本研究会では講演テーマとして、(1)軟X線イメージング技術開発、非ユーザーの(2)軟X線イメージングへの期待、(3)ユーザー利用研究、(4)異なるアプローチのイメージング の4項目を設け、これら多角的視点から軟X線イメージング技術の現状を明確にし、そこを起点に技術の未来像を論ずる事を旨とする。


問い合わせ
分子科学研究所・大東 琢治(ohigashi@(半角)ims.ac.jp)

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